たまには何でもない日記のようなものを。
先週末の土曜日、嫁さんと那須の藤城清治美術館を訪れました。 2013年4月にオープンした美術館です。
影絵芝居もやっている演劇の会Moo、その代表をつとめていた大久保くんがおすすめしていた場所。嫁さんは一度訪れたのですが、うっかり改装の日にぶつかるミスをして、今回ようやく足を運べました。
説明するまでもなく有名な作家さんなわけですが、私は「笛をふくこびと」の影絵が思い付く程度の無知ぶり。結果、生でみる作品の数々にただただ圧倒されました。甘く考えていた自分が恥ずかしい。
モノクロテレビ時代の作品、宗教画から、防護服まで着てデッサンしてきたという被災地の風景、この美術館のために作られた幅6メートルにおよぶ大作。ちょうど24時間テレビでも作品作りをされていましたが、90歳のお歳で現役というのがまたなんとも凄すぎる。
少しだけとはいえMooの影絵を手伝っただけに、どうやればこんなグラデーションつけられるんだ?とか、このぼかしの表現は?と、作品の細部までまじまじと眺めてしまった。
そして考えるのはこれらの作品を見て考えた大久保くんの次の一手は何だったのか、ということ。自己批判ショーでは出さなかった一面。Mooのみんなが形にしてくれることを楽しみにしています。
エネルギーをもらったところで追悼イベントを精一杯頑張りたいと思います!