川辺です。先日は自己批判ショー20周年記念公演『自己批判ショーマストゴーオン!』へ御来場頂きまして、誠に有り難うございます。

今回も色々と曲作ったり編曲したりしたので、その辺りの話、特に「俺設定」について振り返ってみようと思いました。

団体の性質上、何かのパロディ曲(近作でも「Mステ風」とか「世界の車窓風」とか…)になってしまうことが多い劇伴作りですがw、これでも結構オリジナルで作曲してるんですぜ。

自己批判ショーの劇伴に限らず、作曲をする時は最初にイメージ設計と言いますか、「脳内俺設定」を決めてから着手する事が多いですね。今回はそんな話です。
例えば、冒頭の「NO MORE 演劇泥棒」で使われている「スカイデストロイヤー」は、私が自己批判ショー加入前の「ハイビスカス」時代に作った曲ですが、タイトーの同名シューティングゲームからタイトル取ってます。
実はこのゲームやった事も曲聴いた事もないんですが、単語の語感と「タイトーが作ったアーケード版3DシューティングのBGM」のイメージで作ったと記憶してます。
ちなみにこの曲はNOTEで販売してますよ!(宣伝)

また過去の公演「まんが古河の歴史」のテーマ曲は、NHK大河で「新選組!」やってた年でしたので「もし三谷幸喜が古河公方の大河ドラマ作ったら、ジョン・健・ヌッツォはどんな主題歌を歌うだろうか?」とか考えて作ってましたね。
ある程度の俺設定を立てておくと、脳内で設定した登場人物が「俺だったら、ここでこうアレンジするけどね!」と教えてくれる気がするのです。あくまで妄想ですけどね!

そんな感じで、今回の音楽を振り返ってみよう!

自己批判序曲

「自己批判ショーのテーマ」自体は元々小菅さんの作なのですが、今回は「『題名のない音楽会』で、すぎやまこういちが指揮」してる設定でアレンジしました。
20周年記念の冒頭って事で、派手で豪華なアレンジをバーンと作ろう!ってのは決めてたのですが…まぁ大変だったww
オーケストラアレンジは「KOGA・MAP」当時もやってたのですが、半ばニート状態だった当時は、時間も社会的自由も可処分所得も潤沢にありましたからな・・w
ただし知識も機材スペックも現在の方が幾分上回ってましたので、当時出来なかったアレンジをこれでもかと盛り込んでます。
最大ピーク時での同時演奏パート数は130超えてましたw
あと冒頭のファンファーレは、すぎやまこういち繋がりで「東京競馬で『自己批判杯』が開催されたら、どんなファンファーレになるだろう」とか考えてました。おれ競馬やらないけど!

イエスキ○ストののくいしん坊!万才

これは「辰○琢郎版のオープニングが不評だったので元の路線に戻した」イメージですね。そのまんまじゃん。
当初は敢えて辰巳○郎版OPに寄せようかとも考えましたが、誰も得しない事に気付いたのでやめときました。

悪の牧場2015

これも小菅さんの曲で、初演時はオール生演奏だったのですが、今回はベースとドラムを打ち込んでます。
いやぁ、今回の編曲作業で一番楽しかったですわwwこれは本当、メタル好き冥利に尽きるコントですwwww
「酒井康や伊藤政則がBurrn!のレコード評で95点以上付けたアルバムの2曲目」って脳内設定で作ってます。
このバンドのドラマーが好きなドラマーはニック・メンザとスコット・トラヴィス、ベーシストが好きなベーシストはスティーヴ・ハリスとレス・クレイプールとと内田雄一郎…って設定まで考えてました。はい普通に川辺の趣味です、すみません。

となりの客にほえろ!2015
お巡りさん刑事2015

どちらも「鮫島ひかるの事件簿」挿入歌として使用。
「新作を『あぶない刑事』と同時上映するので、大野克夫バンドに再演を依頼した」ってイメージです。
…とか言いつつ、当時のシーケンスデータが吹き飛んでたので作り直したのが真相なんですけどね!


さて最後に、自己批判ショーの作曲と言えば、コント間のジングル音楽も良く作ったりしております。
97年に加入当初のドラムンベース風ジングルから始まり、トリップホップ風、ガバ風、ゴアトランス風、エレクトロニカ風…と時事のクラブシーンに合わせたジングル制作を行ったりしていましたが、最近はEDM風のジングル作ってるよ!と近況報告したところで筆を置かせて頂きます。

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カワヴェリ

カワヴェリ

自己批判ショーの誇るサウンドクリエイター。数年の充電期間を経て、「自己批判ショーの西遊記」より完全復帰!