自己批判ショー春公演「恒例!!さくらを見る会」中止に

自己批判ショーは1日、5月に予定していた25周年記念春公演「恒例!!さくらを見る会」の開催を見送る事を決めた。山本代表が午前の定例会議においてメンバー、関係者に発表した。古河市や教育委員会に後援を申請したものの、何故か真っ向から完全に却下されてしまった今回の公演「恒例!!さくらを見る会」だが、来年度以降の開催を目指し、招待基準の明確化や選考手続きの透明化などを見直し進める。同会は、山本代表が自分の知人やスナックのお姉ちゃんに招待券をばら撒いたなどの疑惑がもたれており、メンバーが「団費の私物化」として山本代表を徹底追及する構えを見せていることを踏まえ、中止発表で機先を制する狙いがあると見られる。

山本代表:
私の判断で中止をすることにしました。

「恒例!!さくらを見る会」の中止の理由について山本代表は「招待基準があいまい・招待プロセスが不透明・コロナウイルスの猛威」の3点をあげた。特にコロナウイルスによる集客の減少、開催におけるリスク、感染の拡大の可能性などは、例え客が極端に少ない自己批判ショーとはいえ無視出来ない状況となってしまった。濃厚接触と聞いて、新しいアダルトビデオのタイトルか何かくらいにしか考えていなかった自己批判ショーのメンバー達も、この状況下で認識を改め、公演の中止には賛同する構えを示している。一般的な社会人の中では怒られなれているはずの山本代表も「怒られるのはステージの内容だけで十分。」と、今回はさすがに公演の強行を断念したものと見られる。長いものに巻かれる事が信条の山本代表が下す決断としては妥当なものとして、各関係者も受け入れている。尚、既に予約をしてくれたお客様への対応について聞かれると「こんな状況下において、それでも公演のチケット予約をしてくれた皆様に良いことがある様、流れ星にお祈りしておきます。」と終止完全に他力本願な姿勢を示し、降りしきる雨の中天を仰いだ。

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と、いうことで御座いまして、大変残念ですが春公演「恒例!!さくらを見る会」の開催を見送らせていただきます。楽しみにしてくれていた方、来場を予定してくれていた方、誠に申し訳ありません。中止という形ではございますが、今回用意し、準備を進めていた演目については、いつか必ず皆様にお届けしたいと考えております。我々自己批判ショーは25年間、ただお客様に笑いをお届けする為だけに活動して参りました。それはこれから先も一切変わるものではありません。この騒動が治まり、何の気兼ねもなく大声で笑うことが出来るようになった折、改めてご案内を差し上げたいと思います。それまでどうぞご自愛下さいませ。また元気に皆様とお会い出来る日を楽しみにしております。その時はたっぷりと、思う存分濃厚接触いたしましょう!

      自己批判ショー代表/山本治

茨城県古河市のコント劇団です。

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