第14話 あなたたち交換おとこに出逢ったの。の巻(2003/05/25)

りんごマン

(はじめに)

旧webサイトの「わらしべ健」より救い上げた記事を再録しておりますこのコーナー。

早いものでこれ、12年前の記事ですよ!

今や松村(旧姓:邑城)秀美様と言えばNHK「シャキーン!」にも出ておりますし、wikipediaに単独で項目を持つ有名女優でございます。

そんなひでみこ姐様とは、来週2015/9/26のイベントにて初めて共演させて頂きますし、コント台本も一本提供して頂いております。

ここに来るまで、実に12年もかかったのよ・・!

そんな歴史の重みを噛みしめつつ、本文を読んで頂けますと幸いです。それではスタート!
※基本的に、当時のHTMLそのまんま乗っけてます。
 12年も経っておりますのでリンク切れや、当時「侍魂」や「みんなきてKOIKOI」にかぶれてたであろうweb1.0的なフォントいじりが散見されると思いますが、ご了承ください。


自己批判ショー地味番付上位者
自己批判ショー地味番付上位者

スパルタン、
どうもご声援有難うございます、わらしべ健です。

さて私は昨日、春の団祭り月間ということで黒ヰ乙姫団第二回決起集会「わたしたち人間のおとこに出逢ったの」に行って参りました。
団祭り繋がりで、時間が合えば「げんこつ団」にも行きたかったのですが・・・。)

黒ヰ乙姫団とは、わらしべ健第3話にて「さあ、たんとお食べ!」とばかりに料理を注文していた、また第13話にて
ひでみこ:蛾、ひ、ひえ!!
とコメントを寄せていた、その邑城秀美様が総長を務める集団であります。(その怖い蛾があなたの元に!)
そして場所は、やはり第6話でお邪魔した「名曲喫茶ヴィオロン」です。

さてこの日、交換男は走っていた。
第6話で既に懲りているので、今度は道に迷った訳ではない。
Yahoo!路線情報では35分で行けると出ていた本駒込→阿佐ケ谷が41分もかかりやがったのだ。
土日、祭日は中央線が阿佐ケ谷止まんないのである。

更に乗り換えに手間取ったりして、阿佐ヶ谷駅についた時点で開演時刻18時を過ぎていた!
もうそこから鬼ダッシュでヴィオロンへ向かい、18時3分頃に到着したら何とラッキーな事に開演が数分押していて、何とか無事に最初から観ることが出来ました。

さてこの乙姫団、自身の勝手なイメージではアングラ的な黒魔術っぽいものを何故かイメージし覚悟していたのですが、いざ蓋を開けると短編のコントが6連発、しかもこれが面白い。出ている役者が素敵なんですわ。

中でもNHKっぽい番組「ポエムの世界」の司会をしていた此上暁子氏扮する滝レン子さんが、何だか凄かった。
何とこの此上氏、主婦層に大ブレイクで御馴染の、あの「仮面ライダーアギト」に出演していた模様。
また映画「とらばいゆ」(塚本晋也が出てる映画)にも出ていたそうです。

あと邑城氏が35歳・独身・実家暮らし・被害妄想癖の女性を演じていた「壊れる女」というのがあったのですが、実際に時々いますよね、ああいう人(^^;)いやあ、何人かそれっぽい人周りにいますが、本物は怖いっすね。本当シャレにならんというか、ヤバいです。しかもそういう奴、最近増えてる気が!
そしてメンバー内でも「たかはっさん、萌、萌!モエモエモエモエ、萌!!」とにわか話題になった「乙女ちっこちゃん」、優雅な姉妹がやたら四字熟語を織り交ぜたトークを展開、それを逐一説明する看板の字が凄い汚くて笑った「姉妹 四時熟女」など、どれも濃厚に個性的で可笑しかったです。

さてこの日は18時からの回を見ていたのですが、この時点で私は「今は夜の部だから、今日はもう無いんだな」と思い込んでおり、超リラックスして出演者と話したり、ゆったり店内を見学させてもらったりしていました。

実はこの直後、20:00からもう1舞台がすぐ始まる事にまるで気付いてませんでした。
多分すっごい邪魔してたと思う。申し訳ない!

さてその忙しいであろう中、総長の邑城氏に交換を要請。蛾と取り替えて頂いた物、それは・・・

レッツ交換!
レッツ交換!

りんごマン。

果たしてこれは一体何なのでしょう。詳細を聞きそびれたのでネットで検索してみました。すると、りんごマンとはこんな感じの人らしいです。

りんごマン
りんごマン!

”78年生まれ、福岡県出身の「自称・新宿系自作自演屋」。98年、シングル「幸福論」にてデビュー。猛烈な常習性をもち合わせた歌謡チックなメロディ・ラインが印象的な力作であったが、セールス的には不発で終わる。がしかし翌99年、赤裸々なラヴ・ソング「ここでキスして。」のヒットをきっかけとして、1stアルバム『無罪モラトリアム』で大ブレイクを果たす。完全に日本音楽シーンを制覇し、もはや国民現象と言われるまでになった彼女。”

・・・おお、何だか大物っぽいじゃないすか。カリスマ歌姫とか称されるのも時間の問題です。
なお、この完成品は塗装してあります。肩・足のつけ根・ひざが自由に可動。
このキットに、邑城秀美はついていません。

今回の成果
交換対象:黒ヰ乙姫団邑城秀美様
蛾 →
りんごマン

※続報:何とこの交換で渡したアゲハ蝶、早速体現舞踏の大家・アゲハ様が小道具として使用されたそうです。
千秋楽を見られた方、その蝶がこれです。
うわぁ、俺その回見たかった・・・。

自己批判ショーの誇るサウンドクリエイター。数年の充電期間を経て、「自己批判ショーの西遊記」より完全復帰!

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