第6話 交換男、静かな演劇に躊躇するの巻

昨日はあなざーわーくすのわたなべなおこ先生が演出・出演している舞台「演劇サロンの会」を見るべく、阿佐ヶ谷は喫茶ヴィオロンまで行って参りました。
現在公演期間中につきネタバレになるといけないので詳細は書けないのですが、照明、トイレから玄関、勝手口、客席に至るまで喫茶ヴィオロンという店を遊び尽くした舞台になっていて、非常に興味深かったです。
またこの日は私、途中で道に迷ってしまい(※図1)、5分ほど開演に間に合わなかったのですが、店の入り口には非情にも
只今上演中ですので、中途入場はご遠慮ください

との旨の張り紙が!時既に遅し・・・。でも入っちゃいましたけどね。
しかしその理由も後に何となく判明。あと10分、外で躊躇していたらアイパッチ着けて共演する羽目になっていたかも知れません

※図1:間違ったヴィオロンの行き方。「お茶やさんの右奥まっすぐ」を勘違い

終演後、まさよ倶楽部となおこ先生の二人と合流して駅近くの飲み屋へ。
先日のシアターDやGGフェスの裏話、来年の企画についてなど話題も盛り沢山で、楽しい一時でした。今度、鍋やりましょうよ!>あなざ一同

・・さて本題へ移ろう。先週末は駆動、ドリフターズナイトなど美味しいイベントに色々参加していたにも関わらず、志半ばで交換を果たすことが出来ませんでした。
同行したメンバーから口々に「わらしべ、今日こそ交換してね」と静かに、そして厳しい口調で諭されていたこともあり、意を決して栓抜き(缶切り・コルク抜き・ナイフ付き) を手に、わたなべなおこ先生に交換交渉。
しかし出演者である上に事前アポを取ってなかったが故、相応の物は持ち合わせていなかった模様。ならば・・・前回もやったアレしかない!
マスター、何か交換してください!

企画の趣旨を説明、明らかに困惑しているようなマスター。プチ怒っている気がしないでもない。
「じゃあ・・・これでいいかい?」と、受け取ったものを手に記念撮影。
そして、改めて手にした物を見る。
まさか・・・まさか・・・まさか!?
ええ、2度あることは3度ある。お約束です。栓抜き。
今度は何と、プルタブおこし・缶切りが付いてるぞ。前回とは違う生態系で進化してきたようです。

しかし、ちょっと待って。今この原稿を書いていて気が付いた。
この企画、そういえば「川辺健のせんぬき健」じゃなかった筈・・・。

「演劇サロンの会 11月定例会」
11月24日〜28日@阿佐ヶ谷 名曲喫茶ヴィオロン
脚本と演出 坪内志郎(劇団新エマニエル夫人)
演出と出演 渡辺直子(劇団1%LIFE)
出演(以下肩書き略)高野敦史 / 河原三平太 / 喜多野真実明(龍神公司) / 平川道子 / 西田麻耶(五反田団) / 市川梢
1000円(ワンドリンク付き)毎公演30席限定、完全予約制

今回の成果
交換対象:喫茶「ヴィオロン」のマスター
栓抜き(缶切り・コルク抜き・ナイフ付き) → 栓抜き(プルタブおこし・缶切り付き)

[次回予告]常夏の沖縄でフルマラソン!ウミンチューの地で、栓抜きは一体何に化けるのか?今年もハブ酒でノックアウト?乞うご期待!

(2002/11/26)

自己批判ショーの誇るサウンドクリエイター。数年の充電期間を経て、「自己批判ショーの西遊記」より完全復帰!

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