第8話 交換男のショートコント「社会復帰」の巻

先週・今週と2回続けて、自己批判ショー初の試みとして「お笑いライブ」に出場してきました。
先週は渋谷シアターDのなりあがり2002にて私と山本のコンビで「ホテル」を、今週はなかの芸能小劇場のZERO-1ライヴにて私・リーダー・大久保・山本・小菅(・いっとく)の6人で「世界プロレフェリング選手権」のコントをそれぞれ披露しました。
先週の事はさておき、今週の「ZERO-1ライヴ」はお笑いコンビのジグザグとTRY企画が運営している老舗のイベントです。
ごく稀に若手に対し横柄な態度を取り、ネタ振りを強要する様な勘違いした司会者もおりますが、このジグザグ氏は非常に感じの良い方々で運営・進行も見事。今回は気分よく舞台に立つことが出来ました。

オープニングでチャレンジャーの7組を次々に紹介する場面があったのですが、ここでリーダーが提案。
リーダー「じゃあ大久保君といっとくの2人で出なよ。」
大久保「えーっ、何でですか?僕たちプロレフ出ないのに。」
リーダー「だって俺達、もう着替えちゃうから。ネタバレちゃうじゃない。」
大久保「(・・・出番まで、まだ全然時間あるのに・・・。)」
そして大久保・いっとくの2人が挨拶。なぜか2人が出ただけで大笑いする観客。この時が今日で一番笑いを取った気がしました。

前日に小菅が38.5℃の高熱を出してしまったのですが、その体調不良を抑えての参加。高熱に冒された身であることを忘れさせる熱演でした。しかし本気で具合悪くなってしまい、終演後早々に帰宅してしまいました・・・お大事に。
さてお客様の困惑した表情を横目にプロレフも終了、時間の都合により大幅に短縮したテーマ曲を踊る。この時にリーダーが挨拶して終わるのだが、事もあろうにここで一言。詳しくは聞き取れなかったのだが

「本日は大勢のブス共にお集まり頂き誠に・・・」えっ、今、何と申したか!?
そして客席からは何ともいえない悲鳴が(笑)。動揺を隠せぬまま曲も終わり、ここで暗転する筈なのだが一向に暗転する気配がない。これは一体どういう事だ!?そういえば前説で
「終了時は必ず『どうも、有難うございました〜』で締めてください。それを終了の合図といたします」と言っていたのを思い出した。と思った束の間、リングアナ役で影マイクを担当していた大久保君が機転で『どうも、有難うございました〜』と一言いって無事終了。ナイスフォロー。
どうも、有難うございました〜』でスケッチを締めくくったのは、現時点で恐らく今回のみであろう。

そしてイベントもフィナーレを迎え,全員の紹介と告知のコーナーへ。全国2ヵ所ツアーの告知をするリーダー。
「そして4月には神戸公演が・・・まあ、ここにいる貧乏人どもには関係ない話ですが

そして「そうそう、貧乏はね・・・」と素直に頷く僕等。誰も突っ込まないのに業を煮やした司会のジグザグ氏が絶妙なタイミングで「お客さんに失礼だろっ」と一撃。芸人の鑑です。

前回の時もそうでしたが、場の空気というか出入り待ちの風景等に何ともいえぬ違和感の様な物を感じずにはいられなかったのですが、お笑い芸人さん関係のサイトとかを見ていると
「△◇の◎◎君かわいい〜〜♪ガチンコ萌え萌え☆(≧▽≦)みたいな女の子の投書が実に多い事に驚きました。
つまり、感覚的にはジャニーズとか宝塚のソレに近いんでしょうね。
そこへ来て我々はGGの事務局をして「君達はブサイクなのが良いんだよ」と評された、お墨付きのブサイクであります。満を持してブサイクです。こればかりはスマンとしか言い様がない。

まあ、何となくお笑い芸人界がどんな感じなのか解った気がしたので良しとします。色々と謎が解けました。

・・・さて本題へ移ろう。
この日は高雄姉、まさよ嬢、akasakaさん、西岡さんと非常に心強い面々が来てくれました。
楽しい面子ならば終演後は勿論飲みに行くわけで、この日は終電が心配になる程打ちあがりました。
さて、西岡さんといえばイベント「めんそ〜れ」の主催者であるわけですが、その印象が余りに強いので前回沖縄遠征時には随所に掲げられた「めんそ〜れ沖縄」というキャッチコピーを見る度に「西岡企画めんそ〜れ」しか連想できない体になってしまった程です。
さて、その西岡さんより前回入手したオリオンビールの提灯を是非譲って頂きたいとの要望。2度目はダメですか?との問いに対し
マルコス西岡さんって横文字の名前ですし、長袖着ているので恐らく別人ってことでOKでしょう。
「めんそ〜れ」だけに今回は貰うべき人が貰った、という好交換でした。

さて、代わりに何を頂けるのかと思いきや、何と「めんそ〜れvol11」特別招待券!

次回交換される方、これは相当ラッキーですよ。何故なら面子を見ての通り面白い事が完全に保証されたイベント、恐らく2004年には集められないであろう豪華ラインナップ(でありたい)。
えんげきのぺーじではラーメンズ・怪人社に並ぶ★11個の高評価。もう、当事者の自分が既に楽しみです。もう、タダで行っちゃって下さい。ただし代わりに何か良いもの下さい。

今回の成果
交換対象:マルコス西岡様
オリオンビール提灯 → 「めんそ〜れvol11」特別招待券

1.11(土) 西岡企画めんそ〜れvol11
自己批判ショー(和製モンティパイソン)
あなざーわーくす(ハイセンスコメディー)
花組(王道漫才女二人組)
Hula-Hooper(女性群描)
マルコス西岡(手下なき独裁者)
若草山苺(虫ンガーソングライター)
瓦版:紀ノ川つかさ
@荻窪MUSEUM 開場19時 開演19時半

(2002/12/22)

自己批判ショーの誇るサウンドクリエイター。数年の充電期間を経て、「自己批判ショーの西遊記」より完全復帰!

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