第9話 新年、取り換えましておめでとうでござるの巻

新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は、もう交換したくないと思う程素晴らしい物に化けたり、・・・これは、正直どうかな・・・という ような物に化けたりと千変万化の品揃えでお送りしてきました当コーナー「川辺健のわらしべ健」ですが、本年も友情と引き換えに、より良い物に交換していき たいと思いますので皆様、どうか本年も出し渋りせずに高価な物を差し出してください

さて、年は明けて2003年初春。交換男は悩んでいた。
前回交換時に頂いた”「めんそ〜れvol.11」特別招待券”を早く何とかしないと、今週末の公演当日を以ってただの紙切れと化してしまうのだ。

忘年会、新年会ラッシュで何とかなるだろうと思っていたのが甘かった。
年末年始は殆ど毎日自己批判ショー関係の誰かしらと会っていたので、招待券を持たずとも入場できる人達ばかりなのだ。

そもそも、今年は新年会に行く暇が無かった。

その中で会った何組かの友人達も、正月休みを取って東京に帰ってきたという人が多かったので土曜の晩に荻窪行ってコント見ろという話はなかなかに切り出しづらい。むしろ話題の主役は仕事や家庭の愚痴である。

そうこう言っている内に冬期休業も終わり、仕事が始まってしまった。

つか、職場で取り換えればいいじゃん。

うーん、我ながらナイスアイディア!あまり使いたくない手段ではあったが。
同僚という事で経済状況は厳しいが土曜は休み、という事は確実に同じなのです。
なので、「一度どんなのか見てみたいッスよ」と言っていた新人のO君(一部、名前は伏せております)に持ち掛けてみる。
職場内で話がまともに合う貴重な存在の彼。どうせならタダで観てもらおうじゃないですか。

「では適当に見繕って明日持ってきます」との約束を取り付け、公演前日である翌日の金曜日に。そう、まさに今日です。

一体何と換えてくれるのか。期待を胸に聞いてみると「ウチ狭いんで、あんまり物が無いんですよ」と。

・・・しまった、どうやら余計に生活を圧迫してしまったらしい。

そう言いながらも取り出した物は、
ガンダム・ミニフィギュアセレクション
MSN-00100 百式+メガバズーカランチャー(シークレット)

おお、百式だけに金色です。たまたま買ったら一発で引き当てたとの事。試しにgoogleで検索してみたらなかなか出ないレアバージョンらしいのです。これはガンダマーにとっては堪らない逸品では?

それにしても、土曜の「めんそ〜れ」は凄いですよ。
最近は飛ぶ鳥落とす勢いの花組、フラフーパーも共演。この面子を¥1,000で観られるのも今回が最初で最後じゃないでしょうか。
死紺亭風に勘定すれば¥2,000×6で¥12,000。
百式(レアバージョン)の取引相場は解りませんが、百式(レアバージョン)の価値に見合う以上の物は見せます。こうご期待!

西岡企画めんそ〜れvol11
2003年1月11日(土)
● 開場 / 19時  開演 / 19時半
● 全席自由一律 / 1000円
● 会場 / 荻窪MUSEUM(JR荻窪駅南口徒歩1分。駅前商店街をロイヤルホストで左折、20M先のインド料理店ナタラジの2階)
● 出演 / 自己批判ショー / あなざーわーくす / 花組 / Hula-Hooper / マルコス西岡 / 若草山苺

今回の成果
交換対象:職場の同僚・某O氏
「めんそ〜れvol11」特別招待券 → ガンダム・ミニフィギュアセレクション
百式+メガバズーカランチャー(シークレット)

(2003/01/10)

自己批判ショーの誇るサウンドクリエイター。数年の充電期間を経て、「自己批判ショーの西遊記」より完全復帰!

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